2017/12/08 12:50

最後の工程、本焼きです。

陶芸用の窯は薪を使うものから灯油、プロパンガスなど様々な種類があります。
工房では電気窯を使用していますが、ムラの少ない安定した焼き上がりです。
炎が出ず公害もないので設置場所を選びません。
住宅地での作業にはうってつけなのですが、やはり炎で焼かれた物には重みがありますし、自分の意図を超える偶然性にも憧れます。

↑ こちらは施釉したものを窯詰めしているところです。
釉薬はガラスの様に溶けるので、素焼きと違い重ねて焼くことは出来ません。
棚板の上に作品を並べ"く"の字型の支柱を隅に立てて何層にも積み上げます。
窯いっぱいに積み上がりました。
温度が上がり易い上層と、逆に上がりが悪い下層には背の高いものを詰めるのが鉄則です。
1230℃まで14時間ほどかけて焼き上げます。
マイコン付きなのでスイッチポンでプログラミング通りに昇温します。 
 
焼き上がりました!
急に冷ますと器が割れるので、半日ほどかけて徐々に蓋を開けて行きます。
今回は酸化焼成という焼き方です。
焼き方によって全く違った効果が期待出来るのですが、煙が出たり匂いがしたり・・・
街中で出来る事には制限があります。
「あともうひと工夫。」つくづく思う今日この頃です。