2017/11/22 16:05

素焼きの次は釉がけです。

私の工房では透明釉以外は自分で調合をしています。
原料は長石、硅石、石灰などの鉱物と草木灰などです。
これらに水を加えて細かくすり潰したものが釉薬です。
高温でガラスのように溶けるのでカバーをする事で水分を通さなくなり、色付けもする事ができます。

↓ こちらは織部釉をかけているところです。
バケツの中の釉薬に直に浸しています。
黒っぽい液体ですが本焼きをすると緑色に発色します。
原料は水彩絵の具のように溶けているわけではなく、しばらく放置するとバケツの底に沈殿します。
引越しでしばらく使っていなかったので溶かすのにひと苦労 
↑ こちらは釉薬を霧吹きで薄く吹付けました。
余分についた釉薬を剥いでいるところです。
水分が引くとパラパラと簡単に落ちてしまいます。

絵を描くように眼の前で結果が見えない所が焼物の難しさです。
テストピースをにらみながら釉薬の濃さやかけ方など、感で作業を進めます。
次はいよいよ本焼きです。